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瓦の補修・漆喰・雨漏り・板金等の補修工事2
破損した屋根瓦の補修工事を行いました





破損瓦には飛散物に当たって破損したもの、上写真の様に鉄釘が腐食膨張して瓦の釘穴を引き破ったもの、焼成温度の低く吸水率の高い瓦は寒割れと同じ様な現象が上下の水の切れにくい場所に起こる事がある。
屋根の上の瓦は破損した際、なかなか見つけるのが困難な為、定期的に点検する事をお勧めします。
一年、三年、五年毎の定期点検もお受けしております。
老朽してしまった漆喰の補修工事を行いました





以前の施工の本棟や隅棟、雨切りの台土(面土)にはスサの入った粘土を使用し、その表面にモルタルや漆喰を上塗りしたものがほとんどである。
その漆喰、モルタルが劣化したり、粘土と上塗り材の縁が切れて上塗り材が浮き上がって写真の様に外れる事がある。
そして粘土も雨水で侵食されて写真の様に粘性が無くなり土に還る。
又、年数とともに老朽で鬼や接合部の外部の漆喰が外れる。
面土の漆喰が一箇所でも外れたのを確認したら早目に全体の点検を依頼されるのをお勧めします。
老朽してしまった棟の補修工事を行いました




上記の漆喰の老朽と同じく、棟、隅棟、雨切りの熨斗(のし)瓦の積み上げにも粘土を使用してある事があり、その粘土が老朽して熨斗瓦が窪んで漏水したり、熨斗瓦が脱離したりする事をある。
その様な状態になるまで放置しておくと粘土はほとんどダメになり、一度全部解体して取り直さなければならない。
腐食した谷板金の補修工事を行いました





谷板(板金)は以前は一番高価で良いとされていた銅板を良く使われていた。
しかし近年、陶器(茶碗)瓦との相性が悪いのが分かり、和型の谷部から雨の時に永続に流れる雨水で銅板に緑錆をふく事ができず銅板が薄くなり穴が開いてしまう現象が多発している。
入り隅の隅木か谷周辺の野地板が黒ずんできたら先ず谷板の腐食を疑って欲しいところです。
谷板金の取り替え補修工事を行いました





谷板金の取り替え工事は防水紙を貼った後、ステンレス板金かガルバニウム板金を使用し、雨水や落ち葉などのゴミが入らないようにバックアップ材を敷設した後、谷瓦を固定します。
ビス止めが出来ない箇所はステンレス線にて固定させます。
谷部は屋根の中で特に問題が出やすい箇所なので4?5年に一度、定期的に点検をお勧めしています。
雨樋





雨樋は屋根瓦とはあまり関係無さそうに思われがちですが、上の写真に代表されるように植木や近くに落葉樹がある際、よく落ち葉などが雨樋(特に縦樋)を詰まらせ軒先から雨水か入り込み腐食するのもよく見かけます。
家の周りにある植木は、例え隣の家の植木であろうが軒先の高さより高くなったら伐採する事をお勧めします。
但し隣の木は勝手に伐採しないように気をつけて下さい(笑)